こんにちは。JR稲毛駅前千葉総合歯科稲毛 歯科助手の橋本です。
セミの鳴き声が響き、本格的に夏がやって来ました。
今日は「歯石について」お話したいと思います。
歯石とは、歯の表面についた歯垢(しこう)が固まってできたものです。歯垢とは、食べかすではなく、たくさんの細菌が集まってできた白っぽい汚れのことです。歯みがきが十分にできていないと歯垢が残り、そのまま放置すると唾液に含まれるカルシウムなどの成分と結びついて硬くなり、歯石になります。一度歯石になると、歯ブラシでは落とすことができません。
歯石は、特に下の前歯の裏側や上の奥歯の外側につきやすいといわれています。これは、唾液が多く出る場所だからです。歯石の表面はデコボコしているため、さらに歯垢がつきやすくなり、細菌がどんどん増えてしまいます。そのため、口臭の原因になったり、歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがきをしたときに血が出たりすることがあります。
歯石をそのままにしておくと、歯肉炎や歯周病になる危険があります。歯肉炎は歯ぐきに炎症が起こる病気で、歯周病は歯を支える骨まで悪くなってしまう病気です。歯周病が進行すると、歯がぐらぐらしてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。歯周病は大人だけの病気と思われがちですが、中学生でも歯みがきが不十分だと起こることがあります。また、歯周病は初めのうちは痛みが少ないため、自分では気づきにくい病気です。そのため、症状がないからといって安心するのではなく、日頃から口の中の状態を確認することが大切です。
歯石を予防するためには、毎日正しい方法で歯みがきをすることが大切です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、歯と歯の間の汚れも落としやすくなります。また、お菓子やジュースをとりすぎないようにしたり、食べた後はできるだけ早く歯をみがいたりすることも予防につながります。歯ブラシは力を入れすぎず、小さく動かして一本一本の歯を丁寧にみがくことが大切です。歯ブラシは毛先が開いてしまうと汚れを落としにくくなるため、約1か月を目安に新しいものへ交換するとよいでしょう。
もし歯石がついてしまった場合は、自分で無理に取ろうとしてはいけません。歯や歯ぐきを傷つけるおそれがあるため、歯科医院で専用の器具を使って取り除いてもらう必要があります。これを「歯石除去(スケーリング)」といいます。定期的に歯科検診を受けることで、歯石や虫歯を早く見つけることができ、健康な歯を守ることができます。
歯石は、ただ歯が汚れて見えるだけではなく、口の中の健康に大きく関係しています。毎日の丁寧な歯みがきと定期的な歯科検診を続けることで、虫歯や歯周病を予防し、いつまでも健康な歯を保つことが大切です。毎日の少しの心がけが、将来も自分の歯で食事をしたり、笑顔で過ごしたりすることにつながります。
スタッフ一同皆様のご来院心よりお待ちしております。